たぶん個人的な詩情

本や映画の感想、TRPGとか。

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【読書感想】加門七海『祝山』――もう肝試しなんてしない。思わずそう決意を固めたくなる実話怪談風ホラー。

海外の怪奇小説は好んで読むのに対し、国内のホラー作品はあまり読んだことがありません。食わず嫌いと言うのもありますが、それ以上に読むのが怖いと言うのが大きな理由として挙げられます。何を馬鹿なと思われるかもしれませんが、海外ものはあくまでフィ…

読書:D・プレストン&L・チャイルド『レリック』――質の高いB級作品はB級なのだろうか。

たまたま手に取った本が予想以上に面白いと何だか幸せな気分になってしまう。そんなちょろさを久々に発揮させられたのが、今回感想を書いて行く『レリック』です。落差が恐いため、普段はあまり期待せず作品に臨むことにしているんですが、本作はそんな保険…

今週のお題:「2020年の抱負」――継続と挑戦の年に。

新年、あけましておめでとうございます。と言っても、実感としては未だ昨年のままでして、形にすることで少しは気持ちも変わるかと思い、新年一発目の記事は今週のお題である「2020年の抱負」なるものを書いてみようと思います。 色々と考えてみたんですが、…

スクスト:天音とリョウコちゃんの《聖導変身》シリーズ実装。

2019年も残すところ後わずかですが、スクストにて個人的に語っておきたいネタがやってきたので今回はそのことについて。 【EXR新シリーズ初登場!!】第3のEXR《星導変身》シリーズがついに登場モシュ!天音ちゃん&リョウコちゃん《二人一組》という驚きのメモ…

映画:『ハウスシャーク』――最低で最高の馬鹿サメ映画。家に出没するサメ退治に奔走する男たちを描いた痛快(?)コメディ。

B級映画の代名詞、サメ。出来不出来はさておき、多くのサメ映画がパニック映画としての矜持を持って作られる中、今回感想を書いて行く『ハウス・シャーク』は、そんな申し訳程度のパニック要素を排し、最初から笑いに舵を取っている意欲作です。 人に勧めら…

読書:エレン・ダトロウ編『ラヴクラフトの怪物たち 上』――現代作家による粒揃いのクトゥルフアンソロジー。

クトゥルフ熱の高まりにより、ちょっと前に買っていた『ラヴクラフトの怪物たち』の上巻を読了。ここ最近*1は新潮文庫でラヴクラフトが出たり、青心社からもアンソロジー*2が出たりと、この界隈が活発なようで嬉しい限りです。新紀元社はこれまでクトゥルフ…

【読書感想】コリン・ウィルソン『ロイガーの復活』――コリン・ウィルソンなのに最後まで面白い怪奇小説。

TRPGのシナリオで「ロイガー」を使いたいと思い立ち、前々から気になっていた『ロイガーの復活』を読了。ラヴクラフト風の書きぶりながらコリン・ウィルソンの持ち味がしっかりと活かされた中編で、今まで読んで来た彼の小説の中でも一、二を争うほどに面白…

展覧会:「恐竜博2019」感想。個人的に最も興奮したのは――。

そろそろ開催期間も終わりと言うことで、先日、科博でやっている「恐竜博2019」へ行ってきました(会期は10月14日まで)。久しぶりの恐竜博、それもムカワリュウ改めカムイサウルスの初展示と言うことで、取り敢えず行くかと言う軽いノリだったわけですが、行…