たぶん個人的な詩情

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【映画感想】『ビバリーヒルズ・コップ : アクセル・フォーリー』――「またアクセルかっ!」。懐かしの面々に出会える愛に溢れた同窓会。

はじめに

ドルチェ&ガッバーナの香りで在りし日の思い出が呼び覚まされる「香水」がブレイクしたのが今から5年前。光陰矢の如し。これには恐ろしさすら感じるわけですが、調べてみたところ、実際嗅覚は五感の中でも記憶に残りやすい感覚のようです。

それに対して、聴覚と言うものは五感の中でも記憶に残りにくいそう。確かに、故人の声なんかは身内であっても結構記憶から薄れたりしています。なお、その次が視覚とのことで、通りでテスト勉強をしても図やなんかが記憶に残らないわけです。

とは言え、聴覚であってもかつての記憶を呼び起こすことはもちろんあります。例えば映画。名作と名曲は切っても切り離せず、ある曲を聴くと、その映画の楽しい記憶が蘇るなんてことは往々にしてあったりします。

私にとって、いやこの映画シリーズを観たことがある多くの方にとって、この映画シリーズもまた、名曲と強く結びついた映画であることでしょう。

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あらすじ

デトロイト市警の伝説的な刑事アクセル・フォーリー。未だ刑事として前線で活躍するアクセルだったが、娘とは疎遠となり独り身の生活を送っていた。

そんな彼に、かつて共に死線を潜り抜けた友人・ローズウッドから、娘・ジェーンが厄介な事件に巻き込まれていることを聞かされる。警官殺しの容疑者の弁護を引き受けたジェーンが、弁護を降りるよう脅されたと言うのだ。

娘のピンチに駆けつけるため、アクセルはビバリーヒルズを訪れる。ジェーンには邪見にされながらも、事件の背景に麻薬の売買が関係していることを発見。そしてローズウッドは音信不通となってしまい……。伝説的刑事アクション第4弾。


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感想

というわけで、ビバリーヒルズ・コップの最新作『アクセル・フォーリー』をネトフリで観ました。ネトフリ産映画は先日感想を書いたサメ映画以来となります。

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先日実家に帰った際に、新作が配信されたことを母親に話したところ、母も乗り気になったのでそのままの勢いで観てしまいました。いやー、面白かった。

もうしょっぱなの「The Heat Is On」からアドレナリンが出まくりで、「ああ、自分は今ビバリーヒルズ・コップを見ているんだ」と、思わず感動してしまいました。

聴覚に刺激され、脳は一気に楽しい気分に。テーマ曲「Axel F」にももちろん感動。

自分は吹き替えで観たんですが、吹き替えキャストも変更はなし。声を聞く度に記憶が蘇り懐かしい気持ちになります。山寺さんのアクセルはもちろん、ローズウッドやタガート、セルジュの吹き替えも変わりなく、もう最高です。

声だけでなく、エディ・マーフィを始めとする役者さんも当時のキャストのまま。ファンにとってはまさに同窓会。本当に、元気な姿を見られるだけでも嬉しいです。

昨今、往年の映画の続編商法は多々あり、中には首をひねってしまうものもあるにはありますが、この映画についてはこれで良いんですよね。

難しいことは抜きにして、彼らが画面に映って話して、アクションしているだけで嬉しくて楽しい人向けの映画だと思います。もちろん、過去作を観ていなくても楽しめる類のアクション映画ですが、やっぱりシリーズを観ている人向けの映画なのは間違いないです。

特に本作からは一作目のオマージュは強く感じます。麻薬絡みですし、決戦の場も白塗りの高級住宅、黒幕の感じも似た印象を受けました。

もちろん過去作にない部分もあり、特に父娘の交流などはとても新鮮でしたね。また娘の元カレとのバディも面白く、もう少し見ていたい気もしたほど。思えば、じっくりバディを組んでの捜査ってこのシリーズはあまりなかった気がします。

語りたいことはいくらでもありますが、何を書いても「最高」という言葉の言い換えになるのは目に見えているので、この記事はこのぐらいに。コメディ要素も相変わらず笑えましたし、ラストの3人が見られただけで自分としては満点です。

おわりに

いつになく支離滅裂でしたが、きっとこの映画を観た人は似たような感想になってしまうのではないでしょうか。

やっぱりネトフリは良い作品を作ってくれますね。前回の『セーヌ川』に続き、入会したい気持ちがかなり湧いてきました。ただ、アマプラですら満足に活用できていないのに、新しいサービスに入るのはちょっと躊躇ってしまうのが現状。

とりあえず、まずはネトフリも楽しめるような私生活の環境作りをしたいと思います。

では、今回はこの辺で。


ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー /
 Beverly Hills Cop: Axel F (2024 / アメリカ)

▶監督:マーク・モロイ
▶脚本:ウィル・ビール、トム・ゴーミカン、ケビン・エッテン
▶キャラクター創造:ダニロ・バロック、ダニエル・ペトリ・Jr
▶製作:ジェリー・ブラッカイマーエディ・マーフィ、チャド・オマン
▶製作総指揮:レイ・アンジェリク、シャリース・ヒューイット=ウェブスター、メリッサ・リード
▶音楽:ローン・バルフェ
▶撮影:エドゥ・グラウ
▶編集:ダン・レーベンタール
▶出演者
アクセル・フォーリー:エディ・マーフィ
ボビー:ジョセフ・ゴードン=レビット
ジェーン:テイラー・ページ
ウィリアム・“ビリー”・ローズウッド:ジャッジ・ラインホルド
ジョン・タガート:ジョン・アシュトン
ジェフリー:ポール・ライザー
セルジュ:ブロンソン・ピンチョット
ケイド:ケヴィン・ベーコン