たぶん個人的な詩情

本や映画の感想、TRPGとか。

映画-ドラマ

【映画】ブレイン・ゲーム――命の問題を扱ったヒューマンドラマ。役者の名演と映像演出が光る。

世の多くの人の例に漏れず、アンソニー・ホプキンスと聞くとハンニバル・レクター*1を連想してしまう私。何だか申し訳なさも感じますが、どうしてもファーストインプレッションの印象はぬぐえず、未だにこのありさまだったりします。 映画『ブレイン・ゲーム…

映画:『天使の処刑人 バイオレット&デイジー』――少女から大人へ。人として人を殺すと言うこと。

創作にばかり触れていると、つい人の命の重さを忘れそうになる時がある。主人公の放った銃弾に倒れる敵。天変地異に巻き込まれ、数字で処理されてしまう被災者。ファーストネームだけが設定され、早々に退場する仲間A……。 映画においては端役に過ぎない役割…

映画:『わたしは、ダニエル・ブレイク』――人は死ぬ。ダニエルは人間である。人生とはそういうものだ。

良かった、としか形容しがたい作品がある。その理由についてこの場で考えを巡らせるつもりはないが、一つ言えることは、そうした作品について言葉を口にした途端、これまでその作品に抱いていた感情や思いが形を変え、何か言葉に出来損ねたものが零れ落ちて…