はじめに クトゥルフ神話TRPGのサプリメントに、『マレウス・モンストロルム』というデータブックが存在する。この本は古今東西のクトゥルフ神話作品のクリーチャーデータが掲載されたサプリメントで、少々値は張るものの、基本ルールブックの神話生物を使い…
はじめに 実は先日、人生で初めてファンタジー系システムのゲームマスターをしました。これまで回したそれらしいものと言えば、以前ブログで紹介した『サンサーラ・バラッド』ぐらい。こちらは異世界転生をメインに据えた少し変則的なシステムでしたし、なに…
はじめに 語りえぬものについては、沈黙せねばならない。今回取り上げる『創世の島』も、ネタバレをしないようにし過ぎれば、語りえぬものと言っても過言ではないかも知れない。 それと言うのも、本書について語ろうとすれば、ほんの少しの匂わせや書きぶり…
はじめに どこかの感想でも書いたのだけど、このところ通勤時にタブレットで映画を見たりしている。そういう時に見るのは決まって流し見ても良さそうな映画。というのも、大作映画をこのような形で消費してしまうのはもったいないと思ってのことだが、その結…
今週のお題は「急に休みになったら」。学生の頃ならいざ知らず、社会人の今、もし明日会社が急に休みになったとしても、あまり明るい休日は想像できない。 例えば、明日会社が休みになるとする。きっと連絡が来るのは前日ではなく当日の朝だろう。出社前に連…
はじめに 新年一発目の感想記事は、これからの一年を方向付けるものにしたいとの思いから、昨年読んでいた梅棹忠夫氏の『知的生産の技術』にしたいと思います。 こちらの本はこの手の新書の古典中の古典、岩波新書に『知的生産の技術』あり、と言っても過言…
はじめに 新年あけましておめでとうございます。新年早々明るくないニュースが耳に飛び込んできており、この言葉を書くべきかは悩んでしまった部分もありましたが、直接被害も受けていない人間が自粛ムードを作り過ぎるのもアレかと思い、普段通りにブログを…
はじめに 皆様年の瀬は如何お過ごしでしょうか。私は本日家の掃除と片付けをしようと思っていたのに、普通に寝過ごし、特に何をやるでもなく今に至ってしまいました。 こういう時にテンションを下げず、切り替えていくことこそ大事。と思い立ち、机に向かっ…
はじめに 気付けば残すところあと僅かとなった2023年、今年一番耳にした楽曲を挙げるなら、私に限って言えばYOASOBIの「アイドル」になるのではないかと思う。朝の情報番組や通勤時の街頭ビジョン、立ち寄った店で流れる有線放送などなど、この曲を耳にする…
はじめに 今週のお題は「最近読んでるもの」ということで、今回は最近読んだ本の中でも、特に感想を書いておきたいと思った本の感想を書いていきたいと思います。感想を書くのは自分としては珍しい選択であるビジネス書から一冊。 まず個人的な話で恐縮なん…
はじめに ここ最近、通勤時と帰宅時にタブレット端末で映画を観ていたりする。これまで車内では本を読んで時間を潰していたのだけど、経験者はご存知の通り、ぎゅうぎゅうの満員電車で本を読むのは地味に面倒くさい。 それに、本を読むというのはどこまで行…
はじめに お恥ずかしい話、好きな本のジャンルをSFと言っておきながら、実はSFにおけるビッグ3こと、ハインライン、アシモフ、クラークの作品をほとんど読んだことがありません。 一番読んだことのあるハインラインでもせいぜい5作品ほど。アシモフに至っ…
はじめに 現在当ブログでは「サメ企画」という企画を行っておりまして、こちらは月に一本、サメに関する映画や本などの感想を書いて行こう、というものになっています。 bine-tsu.com 詳しくは上記のブログを見ていただくとして、こちらの企画、実は7月分か…
はじめに タイトル通り、新型コロさんに罹りました。人生初の罹患。この3年間、毎度それらしい徴候があるたびに抗原検査キットを持ち出しては陰性の結果を前にし、抗原検査なんて無意味なのでは、と思っていたりしましたが、罹っていればちゃんと二本の線が…
はじめに 今や月末にサメ関連の感想を書くだけのブログになっていることに一抹の不安を感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。 私は何とか元気にやっていますが、どうにもパソコンに向かう時間が取れず、このような更新頻度となっております。時…
はじめに ここ最近ブログを書く手が止まっていまして、その理由については前回の記事を読んでみて欲しいんですが(大した理由ではない)、そもそもの話、あくまで趣味のブログである以上、無理して更新などする必要はぶっちゃけないんですよね。 bine-tsu.co…
はじめに。見栄えのための見出し。おわりはない 今年に入り、自分なりにはコンスタントに更新の続けられていたこのブログではありましたが、見ての通り、5月に入ってからは一つも記事を書けていない有様です。 というのも、5月からはここしばらく続けてき…
あらすじ 友人の結婚式に出席するため、サラはインド洋に浮かぶ島国・モーリシャスを訪れた。そこで再会したのは、かつてこの島で気まずい別れ方をした元恋人のジャクソン。互いへの想いを秘めながら、関係を修復できずに結婚式の舞台となる島へと向かう二人…
はじめに いよいよ始まってしまったひと月一本感謝の「サメ」感想企画。詳細は下記の記事で確認いただくとして、言ってしまえば月一ペースで一年間、計十二本、サメにまつわる作品の感想を書いて行こうという企画になります。 bine-tsu.com そんな記念すべき…
はじめに ここ最近、自分にしては意識の高い(?)作品の感想ばかり書いておりまして*1、その甲斐あってか、ありがたいことに先日、はてなブログのトップ、「きょうのはてなブログ」にこちらの記事が掲載されました。 bine-tsu.com その結果、普段からは考え…
はじめに このブログを始めてから気付けば四年もの月日が経ちました。あと半月ほどすればめでたく五年。五歳が十歳、十五歳が二十歳、二十五歳が三十歳になってしまう年月と書けばこれが如何に重いものなのか実感できますね。 しかも私にとってはこれが初め…
はじめに はてなブログの「今週のお題」は「あまい」ということで、始めに自分語りをさせていただきますと、私は甘いものが大好きです。ファミレスに行くと頼む頼まざるとに関わらず後ろのページに目を通してしまいますし、マックスコーヒーとドクターペッパ…
はじめに スマホに人類の脳の進化は追いついているのか。本書が全編を通して投げかけている疑問はまさしくこれだ。「スマホ脳」と言うタイトルから、私はてっきりスマホを中心としたデジタル社会の誕生によって、使用者の脳はどのように変化してきたか、そし…
あらすじ 大学の医学部長秘書の職に就いたケイトは、前任者のガーネットが突如職を辞し大学を後にしたことを知る。若く美人であった人気者のガーネット。彼女が一言もなく姿を消した事実は、友人たちに少なからぬ衝撃を与えていた。駆け落ちしたとの心無い噂…
はじめに 恐竜と同じ時代を生きた空飛ぶ爬虫類、翼竜。恐竜といえばティラノサウルスであるように、多くの人が翼竜から連想するのは、長いトサカが特徴的なプテラノドンだと思われます。数々のフィクションにおいてその姿を見せてきたこの翼竜に、知名度の点…
はじめに あけましておめでとうございます。いつの間にやら年も明け、新年がさらっと始まっていたわけですが、実は一か月以上ブログの更新をさぼっていました。しれっと新しい記事を更新してリスタートしても良かったんですが、そこは新年という節目に合わせ…
はじめに 本にしても映画にしても、まったく知らない作品と出会った時には取り合えずアマゾンで評価を覗いてしまうことがあります。レビューの星が多ければ腰を据えて挑むことができますし、少なければ肩の力を抜いて流せるわけです。 人によっては星の少な…
はじめに いつか「かつて存在した日本ホラー小説大賞」、などとわざわざ書かれてしまう時代が来るのかも知れない。既にこの賞がなくなって4年も経つことにふと思い至り、思わずそんなことを考えてしまった*1。 改めて歴代の受賞者を見てみると、まさに錚々…
はじめに はてなブログの今週のお題は「最近おもしろかった本」とのこと。ちょうど最近読んだ本の感想を書こうと思っていた矢先に今週のお題がこれだったので、今回は便乗して今週のお題兼読書感想にしたいと思います。 感想を書いて行くのは講談社学術文庫…
はじめに 余程自分に自信があるか、他人に興味がないか、そもそも「正しさ」なんてものを信じていない人でもない限り、本読みと呼ばれる人は一度ならず自分自身の「読み」に不安を感じたことがあると思う。 それは小説しか読まない人であっても例外ではなく…