遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。と、形式ばった挨拶をしたところで、早速本題をば。 まず昨年の振り返りがてら一年前に書いたブログを読み直してみると、目標をないがしろにしてきたことへの恥ずかし…
はじめに 久しぶりにダン・ブラウンを読んだ。彼の作品の面白さは、その息もつかせぬスピーディな展開と、読者の知的好奇心をくすぐる数々の蘊蓄、旅行欲を掻き立てる芸術や街並み、建造物の描写にあると思う。静と動、この二つを共存させるバランス感覚は素…
先日、ユタ州の砂漠にて奇妙なものが発見されたと言うニュースが話題となった。それは何と、映画『2001年宇宙の旅』に登場する謎の石柱状の物体、モノリスを彷彿とさせるオブジェクトであったのだ。 公安局はこれについて「許可なしに連邦当局の管理する公有…
昨日テレビ東京を点けていたら、我らが午後ローで本作が流れ始めたので視聴。劇場公開時に宣伝を見ていて、面白そうだなあと思っていた作品だけにちょっと得した気分です。何でもこれが地上波初放送なんだとか。 \ミッションに隠された本当の真実とは…⚠/ …
リチャード・マシスンと言うと、私にとっては『地球最後の男』や『縮みゆく男』を書いた小説家であり、例に漏れずどうしてもホラーやSFのイメージが強いんですよね。あの『ナイトランド』でも追悼企画が組まれていたことですし。 ナイトランド(vol.7)…
今週のお題は「最近見た映画」とのことなので、今回は昨日アマプラで見たキアヌ・リーヴス主演の厨二病御用達アクション映画、『コンスタンティン』の感想をば書いていきたいと思います。 本作が公開されたのは2005年。子供ながら(だからこそ?)に格好いい…
笑いと恐怖の境界線は、思いのほか曖昧なのではないだろうか。そんな思い付きを裏付けるかのように、よくよく考えてみれば不思議で恐怖を伴う光景であるはずなのに、思わず笑みがこぼれてしまう、なんて状況はそう珍しいことではない。 もしかするとそれは、…
創作にばかり触れていると、つい人の命の重さを忘れそうになる時がある。主人公の放った銃弾に倒れる敵。天変地異に巻き込まれ、数字で処理されてしまう被災者。ファーストネームだけが設定され、早々に退場する仲間A……。 映画においては端役に過ぎない役割…