はじめに
今週のお題は「カレー」とのこと。お題の説明は以下。
暑い夏こそ食べたくなるカレー。この時期は夏野菜を使ったカレーもおいしいですよね。みなさんどんなカレーが好きですか? 今週は「カレー」をテーマに、みなさんのエントリーを募集します。「具材はごろごろが好き!」「近所の店のチーズナンセットがたまに食べたくなる」「どんな食材でもカレーにしてしまう人の動画をよく見ます」など、あなたの「カレー」にまつわることを、はてなブログに書いて投稿してください! ご応募をお待ちしております。
暑い夏こそカレーと言う、意外と耳にするこの価値観。感覚としては分からなくもないものの、個人の行動レベルまでにはこの価値観が根付いていない私。
そもそも、カレーと言えば子ども、子どもと言えばカレーと言うような時代にさえ、特段カレーが好きではなかった。大人になった今現在も、人並みには好きというレベルのカレー好きでしかない。
とは言え、お題としてカレーの話を出されれば、書きたいことがなくもない。しかも最近、偶然にもカレーに関する気付きが一つあった。今日はカレーについて常々思っていたことと、最近ふと思ったことの二本立てで行こうと思う。
好きなカレーの話
味のない瞬間は悪。故に導き出される結論は――。
これはカレーに限った話ではないのだけれど、私は汁に具材を入れる系の料理で、しっかりと具に味が通っていないことを好まない。
理由は(少なくとも私にとっては)単純明快で、味がしみ込んでいない具材によって汁の味が阻害される瞬間が嫌いだからだ。
分かりやすい例は麻婆豆腐。大きく刻まれた豆腐を口にした時に、味のない瞬間を味わいたくがないために、自分で作る(と言ってもレトルトの)時は絹豆腐を細かく切ったものを入れるようにしていたりする。
そんな私にとって、カレーも例外ではないと言うか、調理次第では味のない瞬間がかなりの頻度で訪れるのがカレーという料理だと思っている。
じゃがいもやニンジンと言ったカレーの定番野菜は言うまでもなく味が通り辛い。例外はせいぜい玉ねぎくらいで、肉を入れるにしても、煮込む時間や部位によっては、パサパサした味のない塊を食すことになったりする。
なので、家で作るなら具は玉ねぎだけで良い。いやむしろ玉ねぎだけが良い。もっと言えばルーだけで良い。具なしカレーこそが私にとっての至高なのだ。
そして、私の悪食癖のひとつに、安っぽい味が好きというものがある。ホカホカの炊き立てご飯よりも、コンビニ弁当の冷たいご飯が好きであることからも分かるように、安っぽい味が昔から好きだった。
味を阻害する大きな具材を排し、安っぽく作られたカレー。その両方の性質を併せ持つカレーのイメージは、まさに学校のバザーで出店されていたような安っぽいカレーである。具なしカレーはどうしたと言われそうだが、学校のバザーのカレーは具などないに等しい(暴論)。
故に、私にとってはバザーのカレーこそが至高なのだ。
そうは言うけどグリーンカレーも美味しいよね 笑
そんなこんなで、ここまで長年私が抱いてきたカレー論を書いてきた。普段の私ならこれで筆を置くところだが、実は最近カレーについて気付いたことがあったのでそのことについて書いて行こうと思う。
気付いたと言っても、大したことではない。ただそれは一言「グリーンカレーって旨いな」ということ。
ちなみに、この文章を書くにあたってWikipediaを読んでみると、どうもグリーンカレーはカレーではないらしい。
正確にはカレー料理ではなく、タイ料理のケーンと呼ばれる多様な汁物の中で、香辛料を利かせた料理を外国人向けに便宜上カレーとして呼称している。
それを知ると「じゃあカレーってなんだよ」という疑問がふつふつと沸き起ってくるのだが、詳しいことは今度原書房の『カレーの歴史』で学ぶことにして、ここではカレーと言うことにして話を進めていく。
もともと、グリーンカレーを食べたいという気持ちが、ここ数カ月の間に腹の奥で燻っていた。理由は単純で、下記の動画で無印のグリーンカレーが登場していたからに他ならない。
いったん話を逸らすと、昨年からキムタクこと木村拓哉氏のYoutubeを見始めた。現在登録者数が180万人を超える中、100万人達成前にチャンネル登録したことが地味に自慢であり、氏の活動とYoutubeについて語りたい気持ちもあるのだが、流石に話が逸れ過ぎるので今日はこれくらいにしてグリーンカレーに話を戻そう。
グリーンカレーはもともと嫌いではなかったが、一回も食べない年などざらで、人生を通しても5回は食べたことのない料理だと思う。
そんな私がどうしてグリーンカレーの美味しさに気付けたのか。
時は先日の休みの日に遡る。用事を済ませた新宿の昼下がり、井之頭五郎のような状態でチェーン店は嫌だ、チェーン店は嫌だと胸の内で呟きながら散策していると「タイ料理」の文字を発見。靖国通りを見下ろす建物の二階にその文字はあった。
お店の名は「ゲウチャイ」。
初見の店は入り辛いと感じる人間にとって、二階とはいえ店内の様子が見えるのは気持ち的に楽だった。窓際に空きがあるらしいことを見て取り、試しに行ってみることに。
中々に広い店内には、テーブル席もあるし一人用の窓際席もある。店員さんはタイの方のようで、満員ではないがちらほら人も入っている。
早速通された席でランチメニューを見ていると、グリーンカレーの文字を発見。そこで自分がここ数カ月、グリーンカレーを食べたかったこと、グリーンカレーがタイ料理であることを思い出した。
ここまで書いておいてなんだが、ご覧の通り、グリーンカレーを食べにタイ料理屋に入ったわけではなかったのだ。しかし、だからこそこれは運命なのだろう。
ほんの数分で運ばれてきた料理の数々。カレーのセットには、小鉢に入ったサラダとトムヤムクン、そして飲み物が付いてくるのだ。

緑がかった液体を口に入れると、スパイスの旨味とココナッツの甘みが口いっぱいに広がる。鶏肉もほろほろに煮込まれている。これは美味い。量は少な目で値段は少しお高く感じたが、味はこの上なし。肝心のカレーはもちろん、付け合わせの辛味サラダもトムヤムクンも美味しい。
新宿はあまり行かない街だが、近くに寄ったらまた来たいと思わせるお店だった。これを機に、グリーンカレーをまた食べたいという欲が湧き上がっている。
お店に行っていては財布が持たないので、手始めに気になっているのはいなば食品のこちらの商品。流石に24食はチャレンジャーが過ぎるので、いったん店で見かけたら買ってみたいと思う。そもそも、事の発端である無印のを食べたって良い。
夏はカレー。
この価値観に染まったわけではないが、今回はたまたまカレーが食べたくなった。そしてそれが夏だったのだ。この夏、私のグリーンカレー巡りが始まる……かも知れない。
おわりに
と、綺麗にまとめた感を出しているが全然まとまっていない言葉の羅列。読み返すのさえ怖いこの文章を、私は覚悟を決めて世に送り出したいと思う。
それもこれも、ここ一カ月以上このブログを更新できていないからに他ならない。そんなに月日が空いてしまった感覚はないのだが、事実は事実。
更新していない間にもアクセスしてくれている方はいるので、忘れられないよう更新頻度を高めていこうと決意を固めたところで今回はこの辺で。
実は映画や小説の書き途中の記事もいくつかあったりするので、次回更新はもう少し早い、はず。ではでは。


